うすうす感づいては居たんだけどね
俺、アニメキャラの血を引いてたらしい。 父方のじいさんがアニメキャラなんだって。聞いた。父親から。今日。っていうかさっき聞いた。
昔はアニメキャラも少なかったからよくいじめられたらしい。目が大きすぎるだの、骨格がおかしいだの、作画が崩れてるだの。特に酷いのがアニメキャラって言ってもらえなくて、アニメなのに「マンガ」呼ばわり。本人も「マンガに出てくる人」とか、そういう酷い呼ばれ方をしていたそうだ。
80年代のロリコンブームの頃にはすでに絵柄が古くなっていて、オタク達には見向きもされなかったらしい。でもPTAやマスコミには事実無根の中傷を受け、一時は韓国でウリジナル認定までされたとか…。
今でこそ確固たる地位を築いたアニメキャラだけど、つい1,2世代前には無理やり作り出され、テレビで放送され、しかも酷い差別を受けていたことを知った。 日本人は猛反省し、謝罪し、賠償しなければならないと思った。
親戚には慰安婦にされたキャラもいたそうだ。しかもエロ劇画。
今俺が居るのは、がんばってくれたじいさんたちのおかげだと思う。誇り高き優秀なアニメキャラの血を引く人間として、これからも胸を張って生きていきたい。
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2004年6月9日(水)
No.301
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